忙しい12月だからこそ“時短薬膳”が効く!仕事・家事・年末準備で疲れMAXのあなたへ贈る、20分で作れる冬の救急薬膳。忙しいママに寄り添う“ほっとする味”で心と体を癒やそう

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師走の慌ただしさに、仕事、家事、年末準備と、毎日疲れがピークに達していませんか?特に冷え込みが厳しくなる12月は、体調を崩しやすく、心身ともにSOSが出やすい時期です。そんな忙しいあなたにこそ試してほしいのが、「時短薬膳」。この記事を読めば、たった20分で驚くほど体が温まり、疲労回復を促す冬の救急薬膳が作れるようになります。東洋医学の知恵が詰まった薬膳は、冷えや乾燥、免疫力の低下といった冬の不調に寄り添い、体の中から優しく整えてくれるため、忙しい毎日でも効率的に体調管理ができるようになるでしょう。家族の健康を気遣いながらも、自分自身のケアがおろそかになりがちな忙しいママも、心と体が“ほっとする味”で癒やされ、この冬を元気に乗り切るヒントが見つかるはずです。

この記事を書いた人

石倉 るみ (公式アンバサダー)

薬に頼らず整える薬膳🌿
栄養士歴18年、薬膳料理教室を主宰するママ栄養士です。
スポーツ栄養インストラクターとして、
家庭でも実践できる「簡単薬膳」を発信しています。
軽度ADHDの息子を育てる中で、心と体を整える食卓の大切さを実感。
同じように頑張る方々に寄り添いながら、健やかな毎日を支える食を提案しています。
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目次

忙しい12月を乗り切る!時短薬膳が効く理由

仕事家事年末準備で疲れMAXの12月

12月は、誰もが「忙しい」と感じる特別な月です。仕事では年末進行による業務の追い込みや、忘年会などの付き合いが増え、プライベートではクリスマス、年末年始の準備、大掃除、年賀状の作成など、やらなければならないことが山積します。特に子育て中のママにとっては、これらのタスクに加えて日々の育児や家事もこなす必要があり、心身ともに疲れがピークに達しやすい時期と言えるでしょう。

このような多忙な状況に加え、冬の厳しい寒さは私たちの体に大きな負担をかけます。気温の低下や寒暖差は、自律神経の乱れを引き起こしやすく、だるさや疲労感、不眠、イライラ、気分の落ち込みといった「冬バテ」の症状が現れることも少なくありません。 また、空気の乾燥は肌や喉の不調を招き、免疫力の低下にもつながります。 疲れが溜まりやすいこの時期は、風邪を引きやすくなったり、肩こりや腰痛が悪化したりと、さまざまな不調に悩まされがちです。

冬の不調に寄り添う薬膳の知恵

このような12月の心身の不調に対して、古くから伝わる「薬膳」の知恵が役立ちます。薬膳とは、中国の伝統医学である「中医学」の理論に基づき、日々の食事を通して体のバランスを整え、健康維持や病気の予防を目指す考え方です。 西洋医学が病気になってから治療するのに対し、中医学では「未病(みびょう)」、つまり病気になる前の不調な状態を改善することを重視します。 薬膳は、まさにこの「未病」の段階で体にアプローチし、根本的な体質改善を促すことを得意としています。

「薬膳」と聞くと、特別な食材や複雑な調理法が必要だと感じるかもしれませんが、決してそうではありません。 普段スーパーで手に入る身近な食材にも、それぞれが持つ「性味(せいみ)」と呼ばれる性質(体を温める、冷やすなど)や効能があり、これらを季節や個人の体質、体調に合わせて組み合わせることで、立派な薬膳となります。 特に冬は、体を温め、エネルギーを蓄える「補う」養生が重要視されます。 冷えから体を守り、血行を促進し、乾燥対策や免疫力向上に役立つ食材を積極的に取り入れることが、冬を健やかに乗り切る鍵となるのです。

忙しい12月だからこそ、手間をかけずに効率よく栄養を摂れる「時短薬膳」は、疲れ切ったママの心と体を癒やす強力な味方となるでしょう。 次の表に、冬に起こりやすい主な不調と、薬膳がどのように寄り添うかを示します。

冬に起こりやすい不調主な症状薬膳の考え方とアプローチ
冷え手足の冷え、全身の倦怠感、肩こり、生理痛など体を温める性質を持つ食材(温性・熱性)を取り入れ、血行を促進し、体の中から温めることを重視します。
乾燥肌の乾燥、喉の痛み、空咳、便秘など体を潤す性質を持つ食材を積極的に摂り、体内の水分バランスを整え、粘膜や皮膚の乾燥を防ぎます。
疲労・だるさ慢性的な疲労感、やる気の低下、不眠、気分の落ち込みなど「気」を補い、胃腸の働きを助ける食材を選び、消化吸収を良くすることで、エネルギーを生み出しやすい体へと導きます。
免疫力低下風邪を引きやすい、口内炎ができやすいなど体を温め、気の巡りを良くする食材や、腸内環境を整える食材で、体の抵抗力を高めます。

20分で作れる冬の救急薬膳 基本の考え方

時短薬膳の三原則 選び方と調理のコツ

忙しい毎日でも手軽に薬膳を取り入れるためには、いくつかの基本を押さえることが大切です。特別な食材や複雑な調理法は必要ありません。身近な食材を賢く選び、シンプルな調理法を心がけることで、誰でも簡単に実践できます。

時短薬膳の三原則は、以下の通りです。

  1. 旬の食材を取り入れる:旬の食材はその季節に体が求める栄養や効能を豊富に含んでいます。冬には体を温め、滋養強壮に役立つ食材を選ぶことで、自然と体調が整いやすくなります。
  2. 身近な食材を賢く活用する:薬膳は漢方薬のような特殊な材料を使うと思われがちですが、普段スーパーで手に入る野菜や肉、魚にも薬膳的な効能があります。生姜、ねぎ、かぼちゃなど、日常的に使う食材から意識して取り入れましょう。
  3. 体調に合わせて選ぶ:薬膳の基本は、その日の自分の体調や体質に合った食材を選ぶことです。 冬の不調で冷えが気になるなら体を温める食材を、疲れがたまっているなら気力を補う食材を選ぶなど、体の声に耳を傾けることが重要です。

調理のコツとしては、「加熱」を基本とすることが冬の薬膳では特に重要です。 生の食材は体を冷やす傾向があるため、煮る、蒸す、炒めるなど、体を温める調理法を選びましょう。また、下ごしらえ済みの食材やカット野菜を活用したり、週末にまとめて作り置きをしたりすることで、平日の調理時間を大幅に短縮できます。

忙しいママにおすすめの薬膳食材

冬の寒さや年末の忙しさで疲れがちなママに特におすすめしたいのは、体を温め、気力を補い、胃腸に優しい食材です。これらはスーパーで手軽に購入でき、調理もしやすいものばかりです。

食材期待できる主な効能時短ポイント
生姜体を芯から温め、血行促進、免疫力アップ、消化促進。すりおろしやチューブタイプを活用。料理の風味付けに万能。
長ねぎ体を温め、発汗を促し、風邪の初期症状緩和に役立つ。刻んでスープや炒め物に加えるだけ。
かぼちゃ胃腸の働きを高め、エネルギー(気)を補い、体を温める。電子レンジで加熱後、マッシュやスープに。
鶏肉気力を補い、疲労回復に役立つ。低脂肪で消化しやすく、様々な料理に使いやすい。ひき肉やカット済みのものも便利。
大根消化を助け、胃腸の働きを整える。体を温める効果も。すりおろし、煮物、味噌汁の具など汎用性が高い。
豚肉体を潤し、疲労回復、滋養強壮に。様々な部位があり、薄切り肉は火の通りが早く時短向き。
根菜類(ごぼう、にんじん、里芋など)体を温め、胃腸を丈夫にする。煮物や汁物に加えるだけで栄養満点。カット済みのものも活用。
きのこ類(しいたけ、えのきなど)免疫力アップ、腸内環境を整える。低カロリーで食物繊維が豊富。様々な料理に手軽に使える。
黒ごま・くるみ滋養強壮、アンチエイジング、体を潤す。手軽に料理に振りかけたり、和え物に使ったりできる。

これらの食材を日々の食事に意識的に取り入れることで、忙しい12月も体の中から元気に乗り切るサポートとなるでしょう。

ほっとする味 20分で完成する時短薬膳レシピ

忙しい12月、心身の疲れを癒やし、体を内側から温める薬膳は、まさに救急箱のような存在です。ここでは、たった20分で手軽に作れる、美味しくて体に優しい薬膳レシピを3つご紹介します。特別な食材は不要。いつものスーパーで手に入る身近な食材で、ほっとするひとときを。

体を温める生姜と鶏肉の薬膳スープ

寒さが厳しい冬は、体が冷えやすく、風邪をひきやすい時期。このスープは、体を温める代表的な食材である生姜と、気を補う鶏肉を組み合わせた、まさに冬の救急薬膳です。手軽に作れて、家族みんなで美味しくいただけます。

材料(2人分)

食材分量
鶏もも肉1枚(約250g)
生姜1かけ
長ねぎ1/2本
お好みのきのこ(しめじ、えのきなど)1/2パック
400ml
鶏ガラスープの素(顆粒)小さじ2
少々
こしょう少々
ごま油(仕上げ用)小さじ1

作り方

  1. 鶏もも肉は一口大に切り、生姜は薄切り、長ねぎは斜め薄切りにする。きのこは石づきを取り、ほぐす。
  2. 鍋にごま油を熱し、鶏もも肉と生姜を炒める。鶏肉の色が変わったら、水と鶏ガラスープの素を加える。
  3. 沸騰したらきのこ、長ねぎを加え、アクを取りながら5分ほど煮る。
  4. 塩、こしょうで味を調え、器に盛る。お好みで刻みねぎを散らしても美味しいです。

胃腸に優しい大根と豚肉のおかゆ

年末の忙しさで食欲不振になったり、胃腸の調子を崩したりすることも。そんな時は、消化に良いおかゆが胃腸を優しく労わってくれます。大根は消化を助け、豚肉は疲労回復に役立つビタミンB1が豊富。シンプルながらも栄養満点の一品です。

材料(2人分)

食材分量
ごはん1膳分(約150g)
500ml
豚バラ薄切り肉80g
大根5cm
生姜(すりおろし)小さじ1/2
和風だしの素(顆粒)小さじ1
醤油小さじ1
少々
小ねぎ(小口切り)適量

作り方

  1. 大根は皮をむいて薄いいちょう切りにする。豚バラ肉は2cm幅に切る。
  2. 鍋にごはんと水、大根、和風だしの素を入れて中火にかける。
  3. 沸騰したら豚肉、すりおろし生姜を加え、豚肉に火が通るまで5分ほど煮込む。
  4. 醤油、塩で味を調え、器に盛り、小ねぎを散らす。

疲労回復に効く根菜たっぷり薬膳ごはん

年末の準備で体がだるい、集中力が続かないと感じたら、大地のエネルギーをたっぷり含んだ根菜を取り入れたごはんがおすすめです。ごぼうや人参、れんこんなどの根菜は、体を滋養し、疲労回復をサポート。炊飯器にお任せで、忙しい日でも手軽に栄養補給ができます。

材料(2人分)

食材分量
1合
適量(米と同量)
鶏もも肉(または豚こま切れ肉)50g
ごぼう1/4本
人参1/4本
れんこん5cm
油揚げ1/2枚
醤油大さじ1.5
みりん大さじ1
大さじ1
和風だしの素(顆粒)小さじ1/2

作り方

  1. 米は洗ってざるにあげ、30分ほどおく。
  2. 鶏もも肉は1cm角に切る。ごぼう、人参、れんこんは皮をむき、1cm角に切る。油揚げは熱湯をかけて油抜きし、細切りにする。
  3. 炊飯器に米、醤油、みりん、酒、和風だしの素を入れ、水を1合の目盛りまで加える。
  4. その上に鶏もも肉、ごぼう、人参、れんこん、油揚げを乗せて炊飯する。
  5. 炊き上がったら全体を軽く混ぜ合わせ、器に盛る。

忙しい毎日にもっと薬膳を 日常への取り入れ方

12月の慌ただしい日々の中で、自分のための時間はなかなか取れないもの。しかし、心と体のバランスを保つためには、日々の小さな積み重ねが重要です。ここでは、忙しいママでも無理なく薬膳を日常に取り入れ、心身を癒やす方法をご紹介します。

薬膳茶で手軽にリラックスタイム

「薬膳」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、薬膳茶は手軽に薬膳の知恵を取り入れられる最適な方法です。ティーポットやマグカップで簡単に淹れることができ、忙しい合間や就寝前のリラックスタイムにぴったりです。特にノンカフェインの薬膳茶を選べば、授乳中のママも安心して楽しめます。

冬の寒さで体が冷えやすい時期には、体を温める効果のある食材をブレンドした薬膳茶がおすすめです。例えば、生姜や桂皮(シナモン)は血行を促進し、冷えの緩和に役立ちます。 また、なつめは精神を安定させ、胃腸の調子を整える効果が期待でき、ほっと一息つきたい時に最適です。 黒豆を使った薬膳茶は、血の流れを良くし、むくみ防止や疲労回復にも効果的です。 これらの素材は、スーパーや漢方薬局で手軽に入手できます。

お好みの食材を組み合わせて、自分だけのオリジナル薬膳茶を作るのも楽しいでしょう。その日の体調や気分に合わせて選ぶことで、より効果的に心身のバランスを整えることができます。

作り置きで賢く時短薬膳

忙しいママにとって、毎食の準備は大きな負担です。そこで活用したいのが「作り置き薬膳」です。週末などにまとめて調理しておくことで、平日は温めるだけで栄養満点の薬膳料理が楽しめ、時間と心にゆとりが生まれます

作り置き薬膳は、家族の健康を守りながら、ママ自身の疲労回復や免疫力アップにも繋がります。 特に冬場は体を温める食材を中心に、煮込み料理やスープなどが作り置きに適しています。冷蔵庫で数日間保存できるものが多く、献立に悩む時間を減らせるのも大きなメリットです。

以下に、忙しいママにおすすめの作り置き薬膳のアイデアをご紹介します。

作り置き薬膳の種類おすすめ食材と効能時短ポイント
薬膳スープ・煮込み鶏肉、大根、生姜、きのこ類、根菜類(体を温め、消化を助け、疲労回復)一度にたくさん作って小分け冷凍。食べる時は温めるだけ。
和え物・マリネほうれん草、ブロッコリー、にんじん、ごま、ナッツ類(栄養バランスを整え、抗酸化作用)茹でて和えるだけの簡単調理。冷蔵保存で数日楽しめる。
薬膳ごはんの素干ししいたけ、黒豆、にんじん、鶏肉(気血を補い、滋養強壮)炊飯器に具材と調味料を入れるだけ。ご飯と一緒に炊き上げる。
常備菜大根、ごぼう、ひじき、切り干し大根(腸活、デトックス、食物繊維補給)日持ちする食材で、箸休めやあと一品に便利。

これらの作り置きを上手に活用することで、忙しい12月でも毎日手軽に薬膳を取り入れ、家族みんなで健やかに過ごすことができるでしょう。自分の体と向き合い、心地よい食生活を送るための第一歩として、ぜひ試してみてください。

まとめ

12月の慌ただしい日々は、仕事、家事、年末準備と、心身ともに大きな負担がかかるものです。 そんな時だからこそ、この記事でご紹介した「時短薬膳」が、あなたの心と体の強い味方となります。

薬膳は決して特別なものではなく、身近な食材を賢く選び、調理のコツを押さえることで、わずか20分で驚くほど心身に効く一品が完成します。 体を芯から温め、胃腸を労り、疲労を回復させる冬の救急薬膳は、まさに忙しいママのための「ほっとする味」。

完璧を目指す必要はありません。温かい薬膳茶を一杯淹れることから、作り置きを活用することまで、あなたのペースで日常に薬膳を取り入れてみてください。 たった20分の手間が、12月の多忙な時期を健やかに乗り切り、笑顔で新年を迎えるための大きな力となるでしょう。 この冬、時短薬膳で心と体を癒やし、あなた自身を大切にする時間を作ってくださいね。

この記事を書いた人

石倉 るみ (公式アンバサダー)

薬に頼らず整える薬膳🌿
栄養士歴18年、薬膳料理教室を主宰するママ栄養士です。
スポーツ栄養インストラクターとして、
家庭でも実践できる「簡単薬膳」を発信しています。
軽度ADHDの息子を育てる中で、心と体を整える食卓の大切さを実感。
同じように頑張る方々に寄り添いながら、健やかな毎日を支える食を提案しています。
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