
40代になって「冬太りしやすい」「一度太ると戻りにくい」と感じていませんか?その原因は、単なる食べ過ぎだけではありません。実は、加齢によるホルモン変化と、それに伴う「冷え+巡り不足」が、あなたの体を脂肪をため込みやすい状態にしているのです。この記事では、なぜ40代の冬太りが起きるのか、ホルモン変化と冷えが脂肪をため込む悪循環の仕組みを徹底解説。さらに、食べながら体の中から巡りを上げる「ゆる薬膳」の具体的なコツをご紹介します。年末年始のイベントで体重が増える前に、今日からできる食習慣を身につけて、健康的で快適な冬を過ごしましょう。
この記事を書いた人

石倉 るみ (公式アンバサダー)
薬に頼らず整える薬膳🌿
栄養士歴18年、薬膳料理教室を主宰するママ栄養士です。
スポーツ栄養インストラクターとして、
家庭でも実践できる「簡単薬膳」を発信しています。
軽度ADHDの息子を育てる中で、心と体を整える食卓の大切さを実感。
同じように頑張る方々に寄り添いながら、健やかな毎日を支える食を提案しています。
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40代の冬太りはなぜ起きる 冷えと巡り不足が原因だった
冬太りが40代に多い理由 ホルモン変化と代謝の関係
40代になると、女性の体には大きな転換期が訪れます。特に女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が不安定になり始め、これが冬太りの大きな要因の一つとなります。エストロゲンは、脂質代謝を促進する働きや、骨や血管の健康、そして基礎代謝の維持にも深く関わっています。このホルモンバランスの変化により、基礎代謝が低下しやすくなるため、若い頃と同じ食事量や運動量であっても、脂肪を蓄え
ホルモン変化と冷えが引き起こす40代の冬太りの悪循環
40代の冬太りは、単なる食べ過ぎや運動不足だけが原因ではありません。この年代特有のホルモンバランスの変化と、冬の寒さによる「冷え」が複雑に絡み合い、痩せにくい体質を作り出しているのです。ここでは、その悪循環のメカニズムを詳しく見ていきましょう。
女性ホルモンの変化が体に与える影響
40代になると、女性の体には女性ホルモン、特にエストロゲンの分泌量に大きな変化が現れます。これは、閉経に向けての準備期間である「更年期」と呼ばれる時期に顕著になります。エストロゲンは、女性らしい体つきを作るだけでなく、代謝の維持や脂肪の蓄積パターンにも深く関与しています。エストロゲンが減少すると、基礎代謝が低下しやすくなり、摂取したエネルギーが脂肪として蓄積されやすい体質へと変化します。特に、若い頃は皮下脂肪として蓄えられやすかった脂肪が、内臓脂肪としてお腹周りに付きやすくなる傾向が見られます。さらに、体温調節機能にも影響を及ぼし、冷えを感じやすくなることも冬太りを加速させる一因となります。
血行不良が代謝を低下させ脂肪を蓄積させる仕組み
冬の寒さに加え、ホルモンバランスの変化によってもたらされる冷えは、全身の血行不良を招きます。血液は、体中に酸素や栄養素を運び、老廃物を回収する重要な役割を担っています。しかし、血行が悪くなると、細胞への酸素供給が滞り、エネルギーを生み出す効率が低下します。これにより、基礎代謝がさらに落ち込み、消費カロリーが減少します。結果として、摂取したカロリーが脂肪として蓄積されやすくなるという悪循環に陥ります。また、血行不良は老廃物の排出を妨げ、脂肪細胞の周りに炎症を引き起こし、さらなる脂肪の蓄積を促進するとも言われています。
むくみや便秘も巡り不足のサイン
体の巡りが滞ると、目に見える形で様々な不調が現れます。その代表的なものがむくみと便秘です。これらは単なる不快な症状ではなく、体内の巡り不足を示す重要なサインであり、冬太りの原因にもなり得ます。
| 体のサイン | 巡り不足との関連性 |
|---|---|
| むくみ | 血行不良やリンパの流れの滞りにより、体内の余分な水分や老廃物が排出されずに溜まってしまう状態。特に下半身に現れやすく、「体が重い」「靴がきつい」といった感覚は、単なる体重増加ではなくむくみが原因であることも少なくありません。 |
| 便秘 | 腸への血流低下や蠕動運動の鈍化により、便の排出がスムーズに行われなくなる状態。腸内環境の悪化は、代謝の低下や老廃物の蓄積にも繋がり、冬太りをさらに悪化させる要因となります。 |
これらのサインを見逃さず、体の巡りを意識することが、40代の冬太り対策には不可欠です。
食べながら巡りを上げる薬膳の基本と考え方
東洋医学から見た体の巡り 気血水のバランスとは
東洋医学では、私たちの体は「気(生命エネルギー)」「血(血液や栄養物質)」「水(体液全般)」という3つの要素が滞りなく巡り、互いにバランスを取り合うことで健康が保たれると考えられています。この3つの要素は「気血水(きけつすい)」と呼ばれ、どれか一つでも不足したり、流れが滞ったりすると、体調不良を引き起こします。特に40代の冬太りにおいては、気血水の巡りが悪くなることが深く関係しています。気が不足すれば体を温める力が弱まり、血の巡りが滞れば冷えや栄養不足に、水の巡りが滞ればむくみや老廃物の蓄積につながります。これらの不調が重なることで、代謝が低下し、脂肪をため込みやすい体質へと傾いてしまうのです。
体を温める食材 巡りを良くする食材の選び方
薬膳では、食材一つひとつに「温性」「熱性」「平性」「涼性」「寒性」といった性質があると考え、体の状態に合わせて選びます。冬太り対策や冷えの改善には、体を内側から温め、気血水の巡りをスムーズにする「温性」や「熱性」の食材を積極的に取り入れることが大切です。以下に、体を温め、巡りを良くする代表的な食材とその効果をまとめました。
| 分類 | 食材例 | 期待される効果 |
|---|---|---|
| 体を温める食材 | 生姜、にんにく、唐辛子、ねぎ、かぼちゃ、シナモン | 体温上昇、発汗促進、冷えの改善 |
| 巡りを良くする食材 | 玉ねぎ、らっきょう、きのこ類、青魚(サバ、イワシ)、黒きくらげ | 血行促進、気の滞り改善、老廃物排出 |
| 血を補う食材 | ほうれん草、人参、黒豆、レバー、プルーン、なつめ | 貧血改善、滋養強壮、潤い補給 |
これらの食材を日々の食事に意識的に取り入れることで、冷えを改善し、代謝を上げて冬太りを防ぐ体づくりを目指しましょう。
薬膳茶やスープで手軽に温活
忙しい40代にとって、毎日の食事で本格的な薬膳を取り入れるのは難しいかもしれません。そこでおすすめなのが、薬膳茶やスープを「ゆる薬膳」として日常に取り入れる方法です。薬膳茶は、手軽に体を温め、リラックス効果も期待できます。例えば、生姜のスライスを数枚入れた紅茶や、シナモンとクローブを加えたハーブティーなどは、体を芯から温めてくれます。また、市販のティーバッグに乾燥生姜やなつめをプラスするだけでも立派な薬膳茶になります。
スープは、多くの食材を一度に摂れるため、栄養バランスを整えながら温活ができる優れたメニューです。鶏肉や根菜類(ごぼう、大根、人参)、きのこ類をたっぷり入れた具だくさんのスープに、すりおろし生姜や刻みネギを加えることで、内臓からじんわりと温まり、気血水の巡りをスムーズに促します。コンビニエンスストアのフリーズドライスープに、自宅で乾燥わかめやごま、刻みネギなどを加えるだけでも、手軽に薬膳効果を高めることができます。温かい飲み物やスープを意識的に摂ることで、冷えやすい冬でも体をポカポカに保ち、巡りの良い状態を維持しましょう。
年末年始太りしないためのゆる薬膳のコツ
慌ただしい年末年始は、食生活が乱れやすく、40代の体に脂肪を蓄えやすい時期です。しかし、厳格な食事制限はストレスになりかねません。ここでは、忙しい日々の中でも無理なく続けられる「ゆる薬膳」のコツをご紹介します。冷えと巡り不足を解消し、年末年始太りを防ぎながら、美味しく健康を保ちましょう。
忙しい40代でも続けられる簡単薬膳レシピ
年末年始は仕事や家事に追われ、手の込んだ料理を作る時間がないことも多いでしょう。そんな時でも、少しの工夫で体を温め、巡りを良くする薬膳を取り入れることができます。加熱するだけのシンプルなレシピや、普段の食事にちょい足しするアイデアがおすすめです。
体を温め巡りを促す食材の活用例
| 食材 | 薬膳的効能 | 簡単レシピ例 |
|---|---|---|
| 生姜 | 体を温め、血行促進、消化促進 | お味噌汁や紅茶にすりおろして加える。炒め物の風味付けに。 |
| 長ねぎ | 体を温め、発汗作用、気の巡りを改善 | 鍋物、スープの具材に。焼いて醤油をかけるだけでも美味しい。 |
| 大根 | 消化促進、気の巡りを改善、余分な熱を冷ます | おろし大根を添える。ふろふき大根、煮物に。 |
| 鶏肉 | 体を温め、気血を補う | 鶏肉と根菜の煮物。生姜とネギを加えてスープに。 |
| きのこ類 | 気の巡りを良くし、デトックス効果 | 炒め物、スープ、炊き込みご飯に。 |
これらの食材を意識的に取り入れることで、冷えやすい40代の体を内側から温め、滞りがちな巡りをスムーズにすることができます。
コンビニ食材や市販品を活用した巡りアップ術
忙しい毎日では、コンビニエンスストアやスーパーの市販品に頼ることも少なくありません。しかし、選び方次第で、これらも立派な「ゆる薬膳」の味方になります。添加物が少なく、体を温める効果のあるものや、消化に良いものを選びましょう。
手軽に取り入れられる市販品活用例
- 温かいお茶やスープ:生姜湯、ほうじ茶、番茶、具だくさんのフリーズドライ味噌汁などを選び、必要であればすりおろし生姜や乾燥わかめを足す。
- 発酵食品:納豆、ヨーグルト(無糖で温めて食べるのも良い)、漬物などを積極的に取り入れ、腸内環境を整え巡りをサポート。
- 温野菜:レンジで温めるだけのカット野菜や蒸し野菜を活用し、温かいサラダとして食べる。ドレッシングは控えめに。
- おにぎりやパン:白米よりも玄米や雑穀米のおにぎりを選び、パンは全粒粉のものを選ぶと、食物繊維が豊富で巡りにも良い。
これらの工夫で、外食や中食が多い時期でも、体の巡りを意識した食生活を維持することが可能です。
年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎをケアする薬膳メニュー
忘年会や新年会など、年末年始は食事の機会が増え、ついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしがちです。そんな時こそ、翌日のケアを意識した薬膳メニューで、体の負担を軽減し、リセットしましょう。
食べ過ぎ飲み過ぎ後のリセットメニュー
- 胃腸を休めるおかゆ:消化の良いおかゆに、消化を助ける大根や、体を温める生姜を加えて。
- デトックススープ:きのこ類、海藻類、根菜をたっぷり入れた、あっさりとした和風スープ。水分と食物繊維を補給し、体の老廃物排出を促します。
- 肝臓を労わる食材:しじみやあさりのお味噌汁は、肝臓の働きを助けるタウリンが豊富です。
- 温かい薬膳茶:消化促進作用のあるプーアール茶や、むくみ対策に良いハトムギ茶などを食後に取り入れる。
これらのケアを心がけることで、年末年始の楽しいイベントを心ゆくまで楽しみながらも、体の巡りを滞らせず、冬太りを防ぐことができるでしょう。
まとめ
40代の冬太りは、単なる食べ過ぎだけではなく、加齢によるホルモン変化、それに伴う「冷え」と「巡り不足」が深く関わっています。特に冬場は、体温を維持しようと脂肪を蓄えやすくなるため、この悪循環を断ち切ることが重要です。
本記事でご紹介した「ゆる薬膳」は、体を内側から温め、血行や代謝を促進し、気・血・水のバランスを整えることで、脂肪をため込みにくい体質へと導きます。特別な食材や手間をかけなくても、日々の食事に少し意識を向けるだけで、その恩恵を受けられます。
年末年始のイベントが多い時期でも、賢く薬膳を取り入れることで、無理なく健康的な体調を維持し、太りにくい体づくりが可能です。今日から「ゆる薬膳」を始めて、冷え知らず、巡り良好な体で、心地よい冬を過ごしましょう。
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石倉 るみ (公式アンバサダー)
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