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冷凍食品も“時短家電”も当たり前の時代へ
かつては、主婦が冷凍食品を日常の食卓に出すと「手抜きでは?」という後ろめたさがありました。しかし現在では、冷凍食品の品質向上やコスパの良さから、タイパ(タイムパフォーマンス)重視の暮らしにおいて積極的に活用される存在になっています。
同じように、日々の家事を効率化する時短家電にも注目が集まっており、その中でも近年需要が急増しているのが生ゴミ処理家電「ディスポーザー」です。
コロナ禍で広がった「生ゴミを室内に置きたくない」ニーズ
コロナ禍やその後の感染症対策、在宅時間の増加により、次のようなニーズが高まりました。
- 生ゴミをなんとか減らしたい
- 暑い夏に腐敗物を室内に置きたくない
結果として、新築・リフォーム時の導入や、賃貸ワンルームマンションの共用設備としてディスポーザーが選ばれるケースが増えています。
ディスポーザーとは?
ディスポーザーは台所の排水口に取り付ける生ゴミ粉砕機です。生ゴミを水道水と一緒に投入すると、三角コーナーいっぱいの生ゴミを約30秒で粉砕処理し、排水として流すことができます。
これにより、
- 室内に生ゴミを置く必要がなくなる
- ゴミ出しまでの悪臭やコバエ発生を防げる
- キッチン掃除が楽になる
アメリカでは当たり前、日本ではこれから
1900年代初頭のアメリカでは、家事労働時間は週40時間と言われていました。その後、ディスポーザーや洗濯機、冷蔵庫、食洗機などの家事効率化家電が普及し、女性の社会進出を後押し。結果としてアメリカは経済発展の土台を築きました。
ディスポーザーはアメリカでは一般家庭に広く普及していますが、日本ではまだ認知度が低く、これからの時短家電の有力株として注目されています。
ディスポーザーで「マイナスの時間」を「プラスの時間」に
ディスポーザーがあれば、室内から生ゴミがなくなり、ゴミの保管・運搬・処理といった“マイナスの時間”を、趣味や家族の時間といった“プラスの時間”に変えることができます。忙しい現代生活において、ディスポーザーはキッチンの新しい常識になるかもしれません。
まとめ
- ディスポーザーは30秒で生ゴミ処理ができる時短家電
- 悪臭・コバエ・生ゴミ置き場問題を解決
- アメリカでは普及、日本ではこれから伸びる市場
- 家事時間を削減し、暮らしの質を向上させる